Monica Johansson [モニカ ヨハンソン]

スウェーデン北部で育ったMonica Johanssonは、1980年からアクセサリーの製作を始めました。トナカイを飼い、トナカイの肉を食べ生活し、遊牧生活を送りながら固有の文化を築いてきたサーミ族の血を受け継ぐ彼女は、Klimpfjallというスウェーデン北部の美しい自然に囲まれた小さな村にアトリエを構え製作しています。

天然素材ならではの深みのあるカラーと見た目の重厚感に反して、軽い付け心地も魅力のひとつです。

レインディア（トナカイ）の角から作られたボタン。トナカイの角には幸福をもたらすお守りとしての意味合いがあります。

ボタンを掛ける輪の部分は細いレザーを編んで作られています。

光沢のある銀糸は、錫と4%のシルバーからできた合金の糸で、使い込むうちに輝きを増します。

上から、
WHITE(ホワイト) / RED(レッド) / D.BROWN(ダークブラウン) / BLACK(ブラック)

NATURAL(ナチュラル) / GRAY(グレー)

他のブレスレットとの重ねて付けても◎

スカンジナビア半島北部のラップランドで生きるサーミ族の伝統手芸の一つとして生まれたアクセサリー。素材には資源であるトナカイの皮や角が使用されています。最初にこのB01のブレスレットから作り始め、その後様々なモデルを生み出しています。レザーの表面にピューター糸のコードの編み込みを装飾したシンプルなデザインなので、他のブレスレットとの重ね付けしたり、とアレンジしやすく、コーディネートにも取り入れやすいアイテムです。サーミ族の間では幸福をもたらすお守りとして伝えられてきたトナカイの角を留め具として使用されたブレスレットは、今でもなお普段から肌身離さず身に着けるシンボルとして伝え続けられています。

[ Text：CT ]