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◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 街着、コンサート・観劇、茶席、お食事、芸術鑑賞等
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、織のお着物等
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
その走りは明治の頃へ遡り…。
竹次弥太郎氏が福井県にて「白生地羽二重製造卸業」を創設し、
大正の12年に京都に上陸。
昭和32年に株式会社として発足致しました西陣の中でも老舗、
【 弥栄織物 】による都会的なセンスを表現した袋帯をご紹介致します。
所謂、古典のお柄を独自の解釈でアレンジすることに長けており、
こちらのお品もスタイリッシュな令和の時代に則ったモダンな印象を持っております。
カジュアルシーンに凛と女性の品を保ちつつ、
スラっと着姿さへも引き立てる一条。
実際にお召しになられる方のことを考えて作られたお品でございます。
良柄を厳選してまいりましたのでお目に留まりましたら是非この機会をお見逃しなく!
【 お色柄 】
練色を基調と致しました地は
地紋に菱を繋ぎ、凹凸のある豊かな帯地を成しまして。
そこに赤の系統で華丸のレース文様を表現しております。
ところどころには金の加工がレースのひらひら動く柔らかさを意匠のみで織あらわしました。
決して単調に感じることはなく、無地場さえも意匠と語る麗しい帯地。
カジュアルシーンにもセミフォーマルな場にもお締めいただける、
高い気品を見事に織物へ込めました。
付下げや色無地、小紋と合わせて洋装も混じるパーティなどの場で、
麗しい面持ちお背中に体現してくれることは間違いございません。
【 弥栄織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo279
1957年(昭和32年)設立
創業者 竹次弥太郎
明治時代に福井県足羽郡で竹次弥太郎が
白生地羽二重製造卸業を創業。
1957年法人組織となり弥栄織物株式会社として設立。
しゃれ帯を得意としており、古典柄はもとより
あらゆる染織作品、美術作品などから着想を得、
独自にアレンジ。
現代のシーンにあう袋帯や名古屋帯、染袋帯を
製作している。
西陣織大会での受賞歴多数。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5?6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の
登録商標である。
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