異素材ミックスの美しいフォルムから生まれる座り心地

木製の背もたれからすらりと伸びるスチールの脚。その異素材を組み合わせたコントラストが、空間に洗練された美しさと温もりをもたらします。無垢材の曲木が有機的な曲線を描く背もたれは、その先端に少し肘を掛けることができ、抜け感あるミニマルな雰囲気でありながら、リラックスした座り心地も兼ね備えます。背もたれがピタリと背中に寄り添い、身体を支えます。

座面を選べるCH88TとCH88P

板座のCH88Tは、背・座ともに木の表情を楽しむことができ、木部とスチールのメリハリの効いたコントラストが魅力。見た目に軽やかさはありながら、フラットで安定感ある座り心地です。一方、座面に張地を施したCH88Pは、張地のバリエーションによってお好みの1脚に仕上げることができます。また、クッション性ある座面は心地よい芯を感じ、長時間の着座での疲労を軽減します。

機能性を追求したデザイン

肘掛け付きでありながら、テーブルやデスクにすっきりと収まるハーフアームのデザイン。軽量なため立ち座りの動作に負担がなく、高い利便性も感じます。また、重ねてスタッキングも可能なため、来客用などにもおすすめです。どこまでも機能性と美しさを追求したデザインといえます。

デンマークの巨匠、ハンス J.ウェグナーによるデザイン

デンマーク家具デザインの巨匠として名高い、ハンス・J・ウェグナーを象徴する作品のひとつ。彼は、92年の生涯において椅子だけでも500脚以上のデザインを遺しました。さまざまな工房、メーカーとの協働によって、デンマーク家具全盛の時代をつくった立役者のひとりといえます。

100年以上の歴史を誇るカール・ハンセン＆サンのこだわり

カール・ハンセン＆サンは、1908年の創業から親子３代に渡って、100年以上途切れることなく生産を続けるデンマークブランドです。機械化による量産体制と、クラフトマンシップによるものづくりを融合させ、質の高い製品づくりを続けています。また、そのポリシーを受け継ぐ次世代の職人の育成にも力を入れています。