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●宿淨羊毛の別製特大書道筆になります（熊野筆／無刻）。
　書家の旧蔵品で西文明堂にて約20年前に購入されたとのことです。

【筆の特徴・サイズなど】
★宿淨羊毛の別製特大書道筆　無刻　＜熊野筆＞
　（熟成細光鋒を主体とし他部位の良質羊毛　斑竹達磨軸　全紙以上の大字書・前衛書など　一度使用していますが丁寧に手入れし状態良好　当時13）

　筆の全長⇒約43.0㎝　穂の長さ⇒約12.2㎝　穂根元の径⇒約4.0㎝　

●熟成細光鋒と他部位の良質羊毛により精巧に作られた穂径４㎝の特大筆で、穂先側は梳くというより揃えられたタイプです。穂毛も熟成した良質羊毛特有の飴色を含んでいます。
　柔らかさ・弾力性・大らかさだけでなく、高い職人技術もあって腰の強さもかなり持っている筆で、かすれも含め温潤で弾力ある重厚な線が表現しやすいです。条幅漢字・大字書・前衛書などに力を発揮します。
●約20年前の特大筆で、一度だけ使用したことがあり穂毛の墨色残りなども少しあるかもしれませんが、手入れをしっかり行っており穂毛は良い状態です。作品制作の上では全く問題ないと思います。

● カメラ機能や照明の関係で、掲載画像と現物の印象の間にどうしてもいくらか差が出るかもしれませんが、予めご容赦下さいませ。

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