取り扱い上の注意点

1. 強度の温度依存性
   環境温度により物理的強度が大幅に変化しますのでご注意ください
2. 燃焼性
   火気のそばでは使用しないでください
3. ストレスクラッキング性
   ポリエチレン等の耐薬品性は一般に良好ですが、製品が応力を受けた状態で、ある種の液体に接触すると、亀裂を生ずることがありますのでご注意ください
   ストレスクラッキングを生じさせやすいものとしては、各種界面活性剤、鉱物油、動植物油、エステル系可塑剤、強アルカリ、アルコールなどがあります
4. 耐熱性
   高温で使用する場合、短期間で物性低下が見られなくても、長期間の使用で物性が低下することがあります
5. 耐寒性
   -10℃以下で使用する場合、無理に折り曲げると割れることがあります
6. 運搬、保管及び取り扱い
   （イ） 重量物の下積みはしないでください
   （ロ） 直射日光、高温多湿な場所を避けて保管してください
   （ハ） 紫外線を発生する光源を避けて保管してください
   （ニ） 衝撃、鋭利な刃物等で傷が付きますので乱暴な取り扱いは行わないでください。