地中海沿岸で採取されている種類で、 サルジや胡渡、紅珊瑚とも呼ばれています。

赤色の珊瑚ですが、日本近海の赤珊瑚とは別の種類で、価格的にも赤珊瑚と比べるとリーズナブルです。

透明感は少なく、赤珊瑚と比べると少し茶系の赤色をしている傾向が有ります。

赤珊瑚と違い白フが無く玉などに加工しても白フが出ることが有りませんので、ネックレスやブレスレットなど、玉の全体が見えるアイテムに加工されることが多いです。

一般的に、宝石として加工され珊瑚と呼ばれている物は、

珊瑚という生き物が作り出した骨軸部分を研磨加工したものです。

珊瑚の主成分は炭酸カルシウムで、酸性の物に弱く、汗などが付いたままですと、徐々に光沢を失っていきます。使用後は柔らかい布で拭いてあげてください。

珊瑚は、手間のかかる宝石ですが、その分愛着も涌いてくると思いますので、 我が子のように可愛がってあげてくださいね。