フランスの美しいアンティーク。
珍しい小生物を施した手刺繍のピースを
ポワン・ド・パリ技法で装飾した
４層のラウンドドイリーです

センターピースには
昆虫等の細かな９つのモチーフを
ホワイトニードルワークで手刺繍。

センターピースのキャンドルライトの様な
愛らしい刺繍は、私には
光を放ち夜空を舞う蛍(ほたる)に見えます。
天使の羽の様な鳥の羽？、脱皮する羽虫…
小さなフェザーも舞い、繊細です。

エッジは向き合う二羽のつがいの白鳥と
花が咲き溢れる花鉢/花器を交互に刺繍した
ポワンドパリのボビン編みレース
エジング装飾した繊細で優美な意匠。　

白鳥は目まで刺繍されており
とてもたおやかで優しげです

仄かにグリーンが混じった様なアイボリー、ベリーライトグリーンエクリュのカラー。

オーナーからお洗濯済で清潔と伺いましたが
おそらくオーガニック石鹸等での手洗いで
オリジナル状態の様な色合いも
大変魅力的です。
また、草木を想わせるほんのりした色調は
草の茂る谷沢や、水のほとりを彷彿とさせ
作品のモチーフに合い、絶妙に馴染みます。

センターピースとトリムは
カットワークへの梯子刺繍ではなく
糸を編んで細い紐状にしたもので
涼やかな雰囲気を醸します。


以下はご参考にご覧くださり
誤差をご容赦くださいm(_ _)m

直径：26㎝
センターピース直径：14㎝

傷や汚れはなく、とても綺麗な状態。
一枚のみの所有です。　

最終画像左上は裏面です。
他の作品との地色の違いや質感、透け感など
ご確認戴ければ。

光と羽の風がノスタルジアを誘い、
白鳥の静かな佇まいに水音を聴く…
とてもリリカルな作品です。

小動物、自然(の創造物)、叙情性。
アンティークレース作品がお好きなかたに
特にお奨めしたい素敵な作品です


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