珍しい絽のアンティーク丸帯です。
東京浅草花街の舞妓さんがお座敷で締めていた物です。

生成り地に牡丹や菖蒲、紅葉などが色とりどりに織り出されています。

アクセントの銀糸がところどころにキラキラしていて涼しげなデザインの夏帯です。

丸帯なので全通で裏表に同じ柄が入っています。

全体的に締め皺、時代なりのくすみがあります。
また、締めれば目立ちませんが写真4.5枚目のような小さなシミがあります。
裂けや破れ等はなくアンティークとして並の状態だと思います。
締め皺はアイロンをかければ薄くなりそうですが、こちらでは手を加えず現状お渡しとします。

素人の見立てですが、致命的なダメージはなくアンティークに慣れた方でしたら着用可能だと思います。
柔らかくて軽い帯芯なので締めやすいです。


アンティーク着物とは基本的に戦前の物を指します。
時代を経ていますので、アンティーク品には多少のことはあるとお考えいただけたらと思います。

ですが、アンティーク着物には現代の技術ではもう再現できない高度な職人技や、芸術的な図柄が使われていて、現代物にはない大きな魅力があります。

できるだけ丁寧に検品をして写真や文で正確にお伝えできるように努めますが、アンティークにご理解の上でのご購入をお待ちしています。

保管していた箪笥には京都石黒香舗さんの防虫香を入れていましたので、香りが気にならない方へ。

丸めるか折りたたんで発送します。

長さ：約405cm


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