風にのって木の葉が舞っている様子を表現したリングです。
そよ風、春一番、夕凪、つむじ風、木枯らし・・・風には2000もの呼び名があるそうですが、このリングはその様々な風が集まったようなイメージでデザインをしました。
ミル打ちをした繊細なラインは風の流れをイメージしています。
時にクルリと渦を巻いて寄り道をしながら優雅に流れていく風。
透明で清らかな風のイメージを繊細な作りで表しました。
風に舞っている様子を出すために葉っぱは立体的に仕上げ、いろいろな向きにあしらっています。
ミル打ちのライン1本1本に高低差をつけてもらっているので厚みをおさえながらもメリハリがある美しいリングに仕上げることが出来ました。
姿形のあるものをモチーフにジュエリーデザインするだけではなく、美しさのある風景、空気感をジュエリーにする、形にすることができるようになりました。新しいデザインスタイルの完成です。