木製漆塗重箱、3段重で7寸の菖蒲蒔絵付きです。

3段重で絵柄を合わせて写真を撮っています。

また蓋は予備で一つ付けています。

本来もう一つ箱が納められていましたが、破損していたので、破棄しましたので、蓋が予備となります。

家の整理で蔵に外が黒色の木箱に入った状態で長期間保管されていたので、外木箱は埃で相当汚れていました。

外木箱は出品物に含みません。

入手時期は外木箱の内面に墨で「天保8年酉6月日」と手書きされていましたので、天保8年（1837年）江戸後期の物として出品しています。
外木箱に一緒に和紙の説明文（版画刷）が入っていました。一緒に付けて出品しています。

詳細は不明ですがお祝い事の品のようです。
和紙の説明文には「天草の洋に泊す」頼山陽（1780~1832年）の文章が引用されていました。頼山陽は「日本外史」「日本政記」等の著書で有名です。

■サイズ
全体　横約21cm×奥行き約22.5cm×高さ約21.4cm　
重さ　約1004g（蓋一つ、箱3つ）

写真（下段）
高さ約7.4cm　内寸深さ約5.3cm　重さ約287g

写真（中段）
高さ約7.4cm　内寸深さ約6.3cm　重さ約251g

写真(上段）
高さ約6.5cm　内寸深さ約5.3cm　重さ約234g

写真(上部)蓋
高さ約1.7cm　重さ約232g

予備蓋　高さ約1.7cm　重さ約198g

色　外面は本朱(黒っぽい赤茶色)　内面は朱色

アンティークのコレクションの一つとしていかがでしょうか。
年代物ですので、状態は汚れ傷があります。

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