15年ほど前に「嘉永四年」の墨文字に魅かれて購入し、棚に飾っておりました。手付き櫛形 煙草盆三個と灰吹二個とその収納箱（3～7枚目）をまとめての出品です。灰吹（灰落し）は竹製です。盆に使われている木の種類は分かりませんでした。

盆：幅 25.5 cm、奥行 17 cm、高さ 9 cm
灰吹：直径 3.5 cm、高さ 12.5～13.5 cm
収納箱：幅 32 cm、奥行 21 cm、高さ 39 cm

収納箱の裏面には、4枚目の写真のように「嘉永四辛亥年十二月吉日〇〇 山田〇」と墨書されています。箱本体と持ち手の横木には、木くぎが使われており、嘉永四年（1851年、約170年前、十二代将軍 徳川家慶）に作られたものと考えます。また、蓋の裏面は「明治十五年 新調」と読めます。（5枚目）その後年にも蓋は修繕されているように思います。箱についても木の種類は分かりませんでした。

煙草盆も嘉永四年に作られたと思いますが確証はありません。煙草盆、灰吹、収納箱ともに当然、経年の傷み、汚れ等があります。百何十年もの時間を過ごしてきた品が持つとても良い味わいです。
ご質問等は気軽にお寄せください。

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8/4　12,000 ⇒ 8/25　11,400 ⇛ 11/17 9,800 ⇛ 12/14 8,900 ⇒ 2/2 8,200

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