ほんのり頬染めて夢心地に酔い、ふと見上げればトゥイグワーが誘う夏の流星群を発見..。

薄葡萄色×多彩に開く一面は、まるで心地よく酔うような夢心地に淡い光を帯びてふっくら浮き立ち、此処だけの流星群へと誘うトゥイグワーが群れ飛び、見る者をその世界へと引き寄せ夢中にさせる、“南風原花織”夏着物正絹証紙付なごや帯でございます。

撮影のため一度着付けた“あなたから始まる”真新しい一品。

素材は、力を加えれば滑りにくい特徴を持つ“正絹”ですので緩みにくく締めやすく、柔らかいのでお着物も傷みにくく安心。

小紋や紬、いつものカジュアルは勿論、これから出番の増えるよそ行き浴衣にきゅっと締めて...。

～花織～
沖縄の紋織の一種「花織」。沖縄本島の読谷・首里、与那国島や奄美大島などで生産され、経糸と緯糸を１本ずつ交互に織り合わせる代表的な「平織」に対し、２本・３本と糸を飛ばして変化を加えたり、文様の部分の糸を浮かせて柄を表現。経糸が緯糸を浮かせて織り表す「小さな四角の点」で表現される様々な模様は可憐な花のように美しく、素朴ながらも立体感があり、それぞれの産地で異なる特徴があります。
　南風原花織の染色の特徴は、県内で採取される琉球藍、福木、テカチ染め等の植物染料を用いることで化学染料については、絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、直接染料を用いています。また南風原花織には、ヤシラミ花織、クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地にしか存在しない名称があり、その模様は花のように美しく図柄に立体感がでて華やかな印象です。

“トゥイグワーが誘う此処だけの流星群”、ゆっくりとご堪能ください。


採寸表
巾　 ： 30.5cm
長さ ： 372cm
素材 ： 正絹

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